走錨に起因する海難事故防止等に係る注意喚起について

気象予報によると、27日の夕方から29日の朝にかけて、海上で最大瞬間風速18メートルの北寄りの風が吹く見込みです。

 過去、京浜港(横浜区・川崎区)においては、最大瞬間風速13メートル以上で走錨に起因する事故が多く発生していることから、在港錨泊船は、走錨による事故が多発している海域であることを踏まえ、走錨海難防止対策を徹底し、走錨の早期検知及び早期解消に努めてください。

1 最新の気象情報の入手に努めること。
2 在港錨泊船は、他船、陸岸及び灯標との十分な距離を確保し、VHF16チャンネルを常時聴守するとともに、船橋当直の増員配置、錨鎖の適切な伸出量の確保、要すれば機関のスタンバイ等を行い、厳重な走錨海難防止対策を講じること。
3 AIS装備船については、AISを常時作動させること。
4 自船及び他船の走錨監視等の常時適切な見張り励行に努めること。
5 万一に備え、タグボートの手配ができるよう連絡体制を確立すること。
6 係留船舶は、係留索の増強、保船要員の増員等を行い、十分な保船対策を講じること。

令和2年1月27日午前11時05分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)