5月の船舶海難発生状況について

5月に第三管区海上保安本部管内で発生した船舶海難の発生状況(速報値)は以下のとおりでした。
●船舶海難発生状況概要
 ・船舶海難の発生隻数は11隻(昨年比9隻減)でした。
 ・小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、漁船、遊漁船)による海難が6隻(昨年比10隻減)でした。
 ・発生隻数のうち、55%が小型船舶(20トン未満のプレジャーボート、漁船、遊漁船)でした。
●船舶海難内訳
 ・海難種類別発生隻数
  運航不能7隻(推進機障害・機関故障各3隻、荒天難航1隻)、衝突2隻、乗揚・浸水各1隻
 ・船種別発生隻数
  プレジャーボート6隻(20トン未満)、貨物船2隻、タンカー・漁船(20トン以上)・その他各1隻

 運航者の皆様におかれましては、
  (1)目視やレーダー等を活用した常時見張りの徹底
  (2)海図やGPS等による船位の確認
  (3)発航前点検(燃料、バッテリー、エンジンオイル、冷却水、船外機の取付状況の確認等)
  (4)万が一の故障時に備え、救助支援者の確保
  (5)最新の気象海象情報の入手
を実施し、引き続き安全運航に努めていただきますようお願いいたします。

航泊禁止区域の注意喚起について

 
 
以前から当該工事区域、航泊禁止区域について、リーフレット、メールなどで周知し、注意喚起をお願いしてきたところですが、41923時ごろ、航泊禁止区域に進入する事案が発生しました。
ついては、南北線沈埋函工事海域の航泊禁止区域についてリーフレットなどで再確認するとともに、幅広く関係者に周知し、航泊禁止区域には絶対に進入しないよう注意喚起方、お願いいたします。
なお、航泊禁止区域に進入した場合は、海上保安部に通報する義務がございます。
進入した船舶は、港則法違反により罰せられることがありますので、併せて注意喚起方、お願いいたします。(罰則:3か月以下の懲役又は30万円以下の罰金)