11月26日気象情報によれば、発達した低気圧の影響により、東京湾では、南寄りの風が強くなる見込みです。千葉港・木更津港及び館山湾並びに同周辺海域に錨泊中の船舶は、機関をスタンバイするなどの走錨防止対策をとるとともに、情報連絡のためVHF16チャンネルの継続聴守と、AIS搭載船舶にあっては、AISの作動を維持して下さい。
月: 2017年11月
【バッテリーの事故に注意!】
海上でバッテリーがあがり、エンジンが始動できず航行不能となる事故が発生しています。 取扱説明書等で正しい使い方を確認の上、定期点検を実施し、予備バッテリーの搭載や定期的な交換を心がけましょう。
低気圧の影響に伴う海難防止について
気象庁の情報によれば、急速に発達する低気圧の影響により、関東海域南部では南の風が次第に強まり、11日03時までに最大風速は30ノット(15m/s)に達し、11日09時までに南西の風が強く、最大風速は40ノット(20m/s)に達する見込みです。
今後の気象情報に十分注意するとともに、関係者間の連絡体制を確保していただき、海難防止、海浜事故防止に万全を期すようお願いいたします。
【遊漁船の衝突事故が多発!】
釣り客が乗船する遊漁船では、一旦事故が起こると多くのけが人や海中転落者が発生するおそれがあります。
船長さんは、釣り客の安全を第一に考え「事前の水路調査」の実施と常に「適切な見張り」を徹底しましょう。